こちらの記事では、過マンガン酸カリウムについて解説しています。特徴や保管方法、倉庫で保管する際の注意点などについてまとめました。
過マンガン酸カリウムは、化学的な性質から「危険物第一類」に分類されています。具体的には「酸化性固体」に分類されており自ら燃焼するわけではありませんが、他の物質を強く酸化させる性質を持った固体です。可燃物と混合した時に熱や衝撃、摩擦によって分解し、極めて激しい燃焼を起こさせるという性質を持っています。この点から、火災予防のためにも衝撃や摩擦などを与えないこと、火気や加熱などを避けるなどの注意が必要となります。
強力な酸化剤として知られている過マンガン酸カリウムは、金属表面処理やタンカーの洗浄、無機酸・有機酸の精製などに用いられています。そのほかにも、有害な微生物や細菌の増殖を抑制するために防腐剤や消毒剤として用いられるケースもあるように、非常に幅広い用途で活用されています。
常温常圧では金属光沢のある緑黒色の柱状直方晶系結晶となっていますが、水に溶かした場合には暗赤紫色(濃い紫がかった赤色)の溶液になります。水には多量に溶けることが可能ですが、有機溶媒や硫酸にはわずかに溶けるという性質を持ちます。
過マンガン酸カリウムを保管する際には、消防法および国連輸送法規で規定されている容器を使用します。また、直射日光を避けた上での保管が必要であるため、密閉した上で冷乾所にて保管を行います。さらに、施錠して保管することが必要となります。
熱や高温のもの、花火、裸火および他の着火源から遠ざける点に加え、衝撃や摩擦を与えないように注意することが必要となります。また、過マンガン酸カリウムの指定数量は50kgと定められています。
もし保管している際に火災が発生した場合にはさまざまな注意点があります。消火剤として二酸化炭素や粉末、泡は無効であるために小火災の場合の消火には水を使用、大火災の場合は大量の水を使用します。また、火災によって刺激性・腐食性・毒性のガスを発生する恐れがあることから、消火を行うにあたっては適切な空気呼吸器と耐熱性の防護服を着用することが必要となります。
保管時に漏出した場合には、作業者は適切な保護具を着用して、目や皮膚への接触や吸入を避ける必要があります。漏洩物に触れる・その中を歩くといったことはせず、すべての方向に対し適切な距離を漏洩区域として隔離し、関係者以外の立ち入りを禁止します。また、すべての着火源を取り除くことも重要です。
封じ込め及び浄化の際には、漏洩物を掃き集めて密閉できる空の容器に回収した上で、廃棄処理を行います。
参考サイト:厚生労働省|職場のあんぜんサイト[※PDF](https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen/gmsds/7722-64-7.html)
参考サイト:キシダ化学株式会社|安全データシート[※PDF](chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.kishida.co.jp/product/catalog/msds/id/10383/code/900-00860j.pdf)
参考サイト:横須賀市公式|第1類~第6類危険物の品名、指定数量等 [※PDF](https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/7415/syoubou/documents/kikenbutu_itiranhyou.pdf)
千葉のシステム建築業者3選
危険物倉庫向け
EEE倉庫(万葉建設)
ごみ・廃棄物処理場向け
鵜沢建設
加工所、作業所兼倉庫向け
O企画
※Googleで「千葉 システム建築」と検索した結果から、システム建築を提供しており施工事例を掲載している、千葉県にある建築会社を14社をピックアップ。その中から下記の条件で3社を選出。(調査日:2024年3月29日)
万葉建設:自由設計で危険物倉庫の建築に必要な、設備も搭載可能なEEEシステム建築を提案することをHPに明記
鵜沢建設:国際標準規格ISO9001、環境ISO14001を取得しリサイクルセンターの実績が最も多い
O企画:公式HPで加工所、作業所兼倉庫の実績が最も多い