アパレルや食品など、完成した製品を保管する物流倉庫。ここでは、物流倉庫を建築するにあたって押さえておきたいポイントと注意点、実際の建築事例についてご紹介します。
できあがった製品が出荷されるまでの間、一時的に保管するための物流倉庫。保管だけでなく、在庫管理・梱包・出荷を行う拠点として使用されることも多くなっています。規模にもよりますが多くのスタッフが働くことになるため、温度・湿度といった作業環境に配慮することが大事です。また、騒音や排煙といった周辺環境に影響をおよぼす要因についても考慮しましょう。
製品倉庫・物流倉庫においては、レイアウト計画も重要です。保管・検品・梱包・出荷といった作業がスムーズにできるようレイアウトされていないとさまざまなロスが発生し、生産性がダウンしてしまいます。倉庫を建築する前に自社の作業フローを明確にし、一連のプロセスを滞りなく遂行するための動線・レイアウトを考えるようにしましょう。
製品倉庫・物流倉庫を建築する際には、初期コストだけでなくランニングコストも考慮する必要があります。年間を通して製品を適切に保管するための光熱費はもちろん、定期的なメンテナンスも行わなければなりません。何を保管するかによってコストは異なりますが、どれくらいのランニングコストが発生するかについてもしっかり把握しておきましょう。
2013年8月に竣工した、物流倉庫の建築事例です。内部は2階構造となっており、間口も60mと広々。上下階の行き来に螺旋階段を採用するなど、スペースを有効活用しています。
2016年01月に竣工した、千葉市の荷捌き倉庫棟の建築事例です。システム建築であるyess建築を採用しており、シンプルで機能的な外観が特徴的となっています。
企業の大事な製品を保管する倉庫は、頑丈さはもちろんですが従業員の働きやすさや環境にも配慮する必要があります。とくに、ものの流れを滞らせないレイアウト・動線は重要なポイントとなるため、設計・デザインの段階から物流についても考慮するようにしましょう。
物流倉庫の建築にあたり、事前に確認しておきたい位置・規模・構造に関する基準について解説。物流倉庫以外で製品を保管できるのか?といった情報にも触れています。
物流倉庫を建築するにあたり、届出に関わる法令についてまとめました。企業の信頼性にもつながるため、必ず確認しておいてください。
このメディアでは、千葉でシステム建築に対応している業者を紹介しています。TOPページでは危険物、加工所、処理場など特殊な要望に応えられるオススメのシステム建築会社を紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
千葉のシステム建築業者3選
危険物倉庫向け
EEE倉庫(万葉建設)
ごみ・廃棄物処理場向け
鵜沢建設
加工所、作業所兼倉庫向け
O企画
※Googleで「千葉 システム建築」と検索した結果から、システム建築を提供しており施工事例を掲載している、千葉県にある建築会社を14社をピックアップ。その中から下記の条件で3社を選出。(調査日:2024年3月29日)
万葉建設:自由設計で危険物倉庫の建築に必要な、設備も搭載可能なEEEシステム建築を提案することをHPに明記
鵜沢建設:国際標準規格ISO9001、環境ISO14001を取得しリサイクルセンターの実績が最も多い
O企画:公式HPで加工所、作業所兼倉庫の実績が最も多い